剣と魔法と邪道プレイ 第133話


249◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 01:42:59 ID:sttuMjPI

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┌────────────────────────────────────┐
│依頼人の男がマスターに用を告げると、要人向けの依頼が備わる冒険者の酒場には │
│つきものの 極秘の依頼等を話す時に使われる密談用の部屋に案内される。        .│
│自己紹介を受けていないが、この男はそれ相応の立場を持つ人間なのだろう。     .│
└────────────────────────────────────┘



250◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 01:47:32 ID:sttuMjPI


                     ...-─-...
              /::::::::::::::::::::::ヽ
                  /::::::::::::::::::::::::::::::::::.
              /:::::::/´\::::::::::::::::::::l
                〈:::::::/   \::::r‐く:::|
                Y´   /⌒ 〈::::l´) l::
                ヽ、_/「 o  i:::レ' ノ:{         まず最初に名乗っておこう、
                 ) ー'   L厂 ヾ!            俺はこの街の某盗賊ギルド所属の幹部 ルパン。
              〈_    7 ミ l  人_
                    ーr     ///   > -‐ 、   仕事は主に 人材管理をやっている。
                  }   / /   /      \
                 r =ー チ´-‐          l|
                  /   \              ||





                                  \゙ッ                .,. '" ̄`ヽ.
                                  ⌒   , '" ̄`ヽ _r‐<´ ̄`Y      ',
                                        /  r>'"/        ヽ┐   ノ、
 f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ              { r/   '     }`ヽ `ヽl>-rヘ_」
 | 依頼を頼むにあたって        |                 r'7  .;' /|   ./_ ̄ハ  ハ  八\`ー─┐
 | 失礼ながら調べさせてもらった。.  |                  |/   |/'´_」   /ァfてハト  | 、  \\  ̄
 乂______________ノ              ;' |   | ィ'f'ハ、  '  j__,ン  八 \ !\」
                                     /{ .|  八| j_り \|     |/,リ「  ̄`|
  f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ   ....く/|八レ'  |    '       / ´  |  .人
  | イシェス出身のブリタニア=華扇、        |        .ヽ /、   r 、   //   /|  ,'   ヽ.
  | 11歳でナイムハイラ冒険者学校に1年間   |          /イ へ、    / /| _/_  /   ; }
  | 在学中……で違いないねぃ?          |        / /  / >-rァ'|/|:ァ'"::::::`ヽ. /レ'   そこまで分かってるなら
  乂__________________ノ       ,:' /| /|、 ./ f斤:::/::::::::::::::::::ハ' }     聞く必要もないのでは?
                                     レ'´  ∨  レ∨_」ーイ/::::::::::::::::::::::::| /
                                           r'アrヽ:::/::::::::::::::::::::::::::レ'
                                           /{八ンノ}:{::::_;:-===-、/
                                        /`ヽ、-ァ::'::ヽ/::::::::::::::::∧\
┌─────────────────────┐
│名乗られた通りで、やはりこの男              │
│前にあった時も気づいたが只者ではなかったか。...│
└─────────────────────┘

251◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 01:49:20 ID:sttuMjPI

                                     >    ̄ ̄   、
                                 ___ /           >ー-.、
                              /   .}_    /    |   _」     ヽ
                             /   /.〉」   /'    i i  ヘ_!     i
                                 {    ,.'._l   ./i     ', .',  ハ_、_  .,.-ト
                             〉.__ ./    .' .|     ゝ.、  `!_|、._/!ノ
                             /,/!   /! ! .!    .、   `    ヾト、..、
                           /"// |   .| ',ヘ、.ヽ、 .|',!ヘ >、‐    トヽヾ
                          《  i .' |   i i ニ式.=`.-.', | 三=-i-ゞ    !.|:| ゛
                           ` k.! {   |!|! .弋:リ゛   }.! 代仂 | .! |   }"
                             >人  |i ,,,           ,,,  j./ i   ハ
                            /  へ !.!      '      .;/  '|     \    それで依頼は?
                           / .i       >\   _    /'   ヽ  ,   ヽ
                            ' /i         \> . ー_`. , .´ /     .}  i.    }  先に言っておきますが、
 f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ     !/ .|             ', ,!、 .,ハ. i     i  |   !/  よろしくない依頼は受けませんよ。
 | いやいや、餅は餅屋じゃねえが |    '  ゝ. __ヽ     }/: : :V: : :ヘ!-{    / 人 ./   こちらは真っ当な冒険者なんですから。
 | 頼み所はわきまえて考えてるさ。 |        i´ `' \ .. /: : : : : : : : : }::ヘ__  /  |
 乂_____________ノ         .|       i.ン:  >-, ― 、: : :i    / !
┌─────────────────────────────────────────────┐
│だが盗賊ギルドというと、前にも言ったがラクシアでは基本的に犯罪者の集団で出来上がった組織である。   |
│諜報組織として存在を認め、利用する国家も少なくはないが                               │
│冒険者視点では、いわゆる「シーフ」のような斥候技術は盗賊ギルド外でも身につけることが可能。      .│
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        _ -´:::::::` 、
      Y:::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
      ./::::::::::::::::::::::::::::::::ィ、|
      .|::::::::::::/`ヽ、__//|::|
      、:::::::::フ ィェ-、 |_/|)  そもそも俺ぁ そこらの薄汚いことには
       .| .ヽ:| 弋__ツ .ヽ .|  『直接』 手をつける立場にゃねぇから安心しなさんな。
   , -‐ /Yヽ_|::|     ./ ./
/ ´ / /..|:::|::::ヽヽヽ--‐- /   先に述べた通り、俺はギルド人員の派遣を管理したり、
   /./ .|::::ゝ::::::ヽヽ   |`ヽ  若手を育成する立場の、いわば教師と管理職の
    /   |::::::ゝ::/´:|` l--.'    二足のわらじを履く立場でね。
   /   |::::::/‐!-、|  |  /
. Y .|   |、/:ヘ__/::|  .|  / 才能の有無だとか、技術の度合いは
 Y /   .|::::::/ |::::|  .| ./  見ただけでおおよそ量れる目を持ってる。
  | .|   .|::::/  .|::::|  .|./
  \\  .|::::|  .|::::| <丿
┌────────────────────────────────────┐
│なので冒険者にとっては、実質 情報の提供および入手、                       │
│あるいは表市場で出回らない盗品やら非合法的なものの売買のためだけに存在する。│
│後者は露見する恐れを考えると、実質 まともに使えるのは前者だけか。          │
└────────────────────────────────────┘

252◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 01:50:08 ID:sttuMjPI
        r‐'´~``  、
      /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
   /:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
   {:.:.:.:.:.:.:.:ィ 、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
   |:.:.:.:.:.:./  ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Yl:.:::|
.  .|:.:.:.:.:.:フ     ヽ:.:.:.:.:.:.:.:/.  |:/
  .|:.:.:.:./ィ‐-、_   ヽ ノ _,ェ. ||
  /~ヽ:.:/  穴アヽ、   r-'´ヽ  /l
  | ヽ |:.冫 弋Yアノ   /Y並/ .| |
  Y  ヽ:|         ヽ  ̄   |/
   ヘ |:ヽ        /   ./     魔術やら戦士やら
     ヽ|:.:ヽ        _ィ  /       .別方面には全く 役に立たない眼だが、
     ヽ:.冫 、__-‐'"´゙    /‐‐‐‐- 、  この目で嬢ちゃんが出来る奴ってのは分かるんでね。
     /|、      --  / ヽ:::::::::::::::
  /::/:::::::|;;ヽ       /::::::::::\::::::::   普通は冒険者に頼む仕事じゃないのは
::::::::::::/::::::::::|、;;;;;;ヽ    ノ;;;|ヘ:::::::::::\:::   承知の上で、一つ頼まれてくれないか。
::::::::::/::::::::::::|;ヽ;;;;;;;;;/ ̄`l;、;;|;;;ヘ:::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::|;;;;ヽ/ヽ  __|;;`;;;;;;ヘ::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::|;;;;;;;;;;;;;;;;;冫 .\;;;;;;;;;;;l::::::::::::
┌───────────────────────────────────┐
│まあ、犯罪そのものでなくとも ちょっと危ういグレーゾーンに手を出しておきながら、 │
│いまさらどの口が言うか と言われそうだが。だが少なくとも、                  │
│おおっぴらに罪だと断定されるようなことはしたくない。                     │
└───────────────────────────────────┘

                                 //
                            〈::〈 _ __  /´ ̄ `ヽ
                          . -‐‐' ´: : : : : : :` 、    .
             .      /´  ̄ `Y´. : : : : : : : : : : : : :\: \     }
                   l     /. : : : : :{ : : : : : : : : : : :.\: \__ノ
                   |   /. : : : : : :/:!: : : \: : : : _: : : :.\. \≦≠ ニ二フ
                    ゝ.__/: /: /: :.ィ.升ト: : : : ヽ:´\: : : : : :)>:\ \ \
  ┼┐``      .ヽ   |     .ノ: ノ!: l: : :|:l:|:.|:ノ\: : : .!: ,ィ≦k: : : \: :}: :\ \/
  || . ̄ ̄    __ノ .   ///l: :!: : :!:l:|人  )\: :}´ i以リハ \ )メ、}ノ:.ヽ
                  く/〈./人:j: :从八x==彡 )ノ    |:i: : : : \:\:ノ: :〉
.  |ヽ/|_                     /:\: :.Ⅵハ    '     リ:i: :\: : :.\ :ヌ´
  \   /        .         /: : : /)ハY入   / }  /く: : : :l\: : : )        え、やですよ。
    .|__>                ./: :/:.//: :.:i:|: l }≧= i |<.┐ :): : :ノ ハイ
                       レ〈:.∧!: : :リ人!:F干| .j´ニ.|イ⊥く ⌒\
 f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ./\:.(`Y r┤厂 ∨:::::::://       ヽ
 | おい!? 話しを聞く前から  .|   .ヽ) | j::ハ厂   |}`ヽ:j/        i
 | そんなこと言わないでくれよ~. .|    .Ⅵ::::{〈し'⌒ リ }:〉/         .ト、
 乂_____________ノ     ./::::::入\___メ.メ∧ 「j_     ノ 〉

┌───────────────────────────────┐
│話しを聞く前から軽々しく頼みを受けるつもりはない。                  │
│暗部組織を受けるものだからこそと、下手な口実を取られぬよう       │
│弁論に警戒した上での発言だ。無論、最悪の場合は               │
│交渉なんぞ知ったこっちゃないと依頼も男もぶった切るつもりではあるが。..│
└───────────────────────────────┘

253◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 01:51:35 ID:sttuMjPI
                        _
                          ´  `ヽ
                      (´ ̄`メ、
                          ̄  〉
                           (⌒メ、             f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
              ,ィチ ̄ ̄`ヽ、      )            .| ならとりあえず、
             /: : : : : : : : : : \                 | 依頼をさっさと話しなさい。
            /: : : : : : : : : : : : : : ヽ                    | それから考えます。
              {: : : : : : : : : : : :/\: }                   ヽ___________乂_
            {: : : :/``ー--' /` ヽ|
              !: : /--─ '' ´f   |:|
            〉: :{ =・=  { =・=.{^i
              {´`i:{     ヽ   }ノ
            ヽヽ||     /   }      おうよ。
               `t}、.         /      えっとだな、依頼はエミニムの街へ潜入して
               /ィニ`ー─-ュ゙/       独立派の動きを調査してほしい。
               \ー '´ ̄ ̄.ノ、___,. -─-、
       , ----──‐八\ __/| ヽ           ヽ   特に蛮族と手を結んでいないか、
      /          / 〉:;`ヽ、 ノ:;:;:ト \         }   .蛮族が入り込んでやいやしないかについてをだ。
        {       / /{:;:;:;:,r'´⌒!:;ハ  ヽ        |
       ',       { { |:;:;:;:ハ___ノY:;:;|  ヽ         .|
┌───────────────────────────────┐
│いらぬ心配かもしれぬが牽制しておき、男は頼む依頼の内容を語る。    │
│事は今 話題騒然……かは知らんがエミニムの事情を気にしてるようだ。  .│
└───────────────────────────────┘

254◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 01:51:50 ID:sttuMjPI

   f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
   | 国が荒れる時ってのは、             .|
   | 大抵 中だけじゃなく外にも影響がある。  |
   乂_________________ノ

 f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
 | 特になぁ、政治闘争の影響で                |
 | どさくさに紛れ 権力中枢やら              |
 | 守りの剣の破壊を目論む輩ってのは多いのよ。 |
 乂____________________ノ f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
                                       | はぁ、つまり私は
                                       | その入り込んだ蛮族を始末すればいいんですね。
                                       ヽ_____________________乂_
          .f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
|        .| あ、いや。別に「そうしろ」とまでは言わない。. .|
|        .| なんせ俺……らは盗賊ギルドで            |
|        .| 全くの正義でもないからな。               |
|        .乂___________________ノ
|         |     |      |
|         |     |      |;             f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
|         |     |      ,,|;:                | 盗賊ギルドが許される価値の大半は情報だ。     .|
|       / ̄'\      ̄ ̄ ̄ ̄                   | あんたを通して手に入れた情報がすぐに死んじゃぁ   |
|     /     |                            | 価値が半減するってもんよ。                     |
|    /      |                            乂______________________ノ
|  /        / ̄ ̄ ̄\  .___   | ̄ ̄ ̄ ̄   ……まぁ、そうすることを止めはしないが
| /        /      ./|./'======' ̄ ̄\       そうしたなら それも含めて、報告してほしいな。
|| ̄ \   /      ./ / [:二]        \
||   |  /      ./ /l二二二二二二二二二 」
||   |/      ./ /   | |          | |
||     ̄ ̄ ̄\/ /    .| |          | |
||          |/      ̄              ̄
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´゛゛゜

255◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 01:53:59 ID:sttuMjPI

         _,.  -‐‐-  、                        f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
        /:::::: : : : : : : : : : : \                        | ……分かりました、得意ではありませんが
       /::::::::::::::::::: : : : : : : : : : :\                       | 裏を取るだけならば話ではあります。
     /:::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : : : ヽ                   | しかしその情報収集を私に頼む理由は?
     |::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : /|: : |                        ヽ__________________乂_
     |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : :/ ヽ: :}
     ∨:::::::::::::/``ヽ、__/ / }:/
      ヽ:::::::::::/        ,ro´){:{ヽ
      /⌒i::::{ ,--o--、‐i〉 {    {{ノ
      { ( ヾヽ  (      ヽ   }      (、
       \ゝヾヽ        /  |       ))   いや……な、
         `ゝ_ヾヽ        ./⌒`─‐--、/>   動きが怪しいんだ。
        /:;:;:ヽヾ> ,r─‐‐-/  ⌒ニヽ、_ //  ググ‥
         {:;:;:;:;:;! ヽ,. - ‐ ''´      ヘ   `'< ヽ     俺は常に2、3方向に
     ,. ‐ ´:;:;:;:;:;>'´        ヽ \、  ヽ } )    下っ端を派遣して同じ情報の信頼性を
  __/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/         >、  ヽ__ハ`ヽ ヘ´     確認してるんだが、今回エミニムに派遣した
-‐'´:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/        ,. ヘ ゝ,,. 」:;:;:;∧ ヽ ヽ    その中の1ルートが怪しくてな。
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/    Τ`‐‐'´|  `i´:;:;:;:;:;:;:;:∧ .ゝノ
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/     !:;:;:;:;:;:;:;|    |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ



                                                   -─ -     __
                                       /⌒ / .:::::::::::::::::::::::::厂/´   ` 、
                                      /  . ' .:::::::::::::::::::::::::::::::(  {      Y
                                      l  / .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ト、     }
                                      |  .' .::: ::::::: l .::::::::i:::_::_\ :::: Y⌒ヽ._ メ
                                     人 |.::::::l:: __:l\:::´ト、 .:::::::ヽ.:: l⌒ /∧Ⅴ
                                      rァ从::::!´::: |  \j \_::::ハリ::: 〈/∧ハ
                                      〈/ 从ルハ:j _   ´「r'!:「Ⅴ:::::::::::Li」::ハ
                                       /::::::::::::ノx=.   j以リ/.::::::::::::::リ:::::::::}
                                        |::::/::: 入""     ""i:::::/::::::::/:::i: :: リ
                                       レ'i!::::::::/ > -- 号 <!::/:::: イ::::ルイ   不自然とは?
                                      (\人ル( ル 厂 /⌒ヾ:/7⌒\!
 f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽY}___r ュ 入苞メ::/i    }
 | 送られる情報は確かではあるが、妙に偏りが生じていてな。 `ー┴┴1 }ヒ/ :::::::: || l|   ,ィヘ
 | 正直、信頼できないからと新しく派遣するには、                 レ'r/ :::::::::: ||/⌒ヌ´ 卯
 | ギルド内では手が足りず、そこで嬢ちゃんに依頼したい。        //::::::::::::::::||只< X´
 ヽ_________________________乂_ r く / ::::::::::::::: ||( _メ  \

256◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 01:56:25 ID:sttuMjPI

          f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
          | これ以上の内部事情は                 |
          | なるべく漏らしたくないんでな、          .|              _,,.. -─- r 、.,.. -─- 、
          | 事情についてはこのへんで納得してくれ。   |      ,. -─ 、ァ‐'"´       ` くr, 、   ' ,
          乂__________________ノ     ./   , '/             `<     }
                                                {  / .,'        、    、   |\  '
                                                rァ'    {     !   } \   \   ̄∨l、
                                               ,:'     八    !\ ーノイ ヽ.    ',    ト、l
  f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ  ./ /   l/___ 、   |   ァテヤてl「l    |.   ト }ヽ
  | で、どうだ。最低限、独立派の主要幹部全員について    |  .'      |   __,\ |  '  乂_ンノ}   /    | リ }}
  | 蛮族と内通してないかの情報を調べてくれれば十分だ。  |  .! |    | ァ'ヤヽ. `        ;  / 「ハ  '/ ム
  | 受けてくれるか?                              |  .', 、   l八 乂ソ .        /イ   ハノ {、
  乂________________________ノ   .ヽ. \ ヽ、              /  l  |  '、\
                                                )ノヽ ム       _     |  |  |    \ヽ
                                                ´  ∨.人     ´      イ、   ;      ',
                                                   /   > 、    , イ  |\  八   ト 、  |
                                    ………………   ,   ノ  `'ァf升    /ト.、ヽ|  \|  ヽ/
                                              |  /人   ,ノ   //::::::l::;:>'"´ ̄` 、
                                                   ∨レ'   ,>イl_,,. イ /::::///         \
                                                    ,.-‐ァ7:::::::r'⌒Y`ヾ:::/::://          ',
                                               ,'   | ,':::::r' ⌒ヽ  )::::::::,'/ /        |
                                                  /   ∨::::::;ゝ、__ン イノ::::::::;' l/          ;
                                                 / /::::::::://:::::::\)::::::::::∨ ゝ'"´二`''<  /
                                                 '  ,:'::::::::::::::´l/::::::::::::::::::::::::::::::}/| /´   \r く{
┌─────────────────────────────┐
│依頼自体については、問題ない。                      │
│潜入捜査という行為には慣れないし、バレれば咎められる行為だが  │
│蛮族という危険分子を調べあげるためならば、仕方ないだろう。   ...│
└─────────────────────────────┘

257◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 02:02:21 ID:sttuMjPI
: : : : : : : : : : : : : |!: : : : : : : :  ̄    ─   __ _  <: : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : l____ : : : : : : : : : : : : : : : : |! : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : |! ̄|XXl  |: : : : : : : : : : : : : : : :|! : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : |!  |XXl  |: : : : : : : : : : : : : : : :|! : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : |!  |XXl  |: 卩{〕: : : : : ___l___: : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : |!  |XXl  |: : : :__ : :|| ̄ ̄ ̄ ̄||: : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : |!  |XXl  |: : :/====ム ||        ||: : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : |!  |XX| ⊆|: : :{三二{=l ||────||: : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : |!  |XXl  | : : `¨ヘf'¨´[ニニ二ニニ] : : : : : : :__ : : : : : :
: : : : : :_:_: : : : : : |!  |XXl  | : : : : : |! : : { i -==- o゜| } : : : : : /  ¨ ‐ ,,
: : : /゛、\ : : : |!  |XXl  | : : : : : |! : : {ニニニニニ} : : : : /  '   /
: /ヘ  \ \.:/´ ̄ ̄ ̄ ̄     _|!_   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ : :/  ゛  /  ,゙  /
ヘ ヽ \ 丶 }───‐ 、    jI斗 -= ── ≦  ̄ ̄\ '  ,  ,   /
、 \ ゙ ,   /______________)    ∨//////////////\__\   ゙  /
 ゙      /_____)     ∨///////////////\   \゙  /
┌─────────────────────────────┐
│では次に依頼の過程、行為だ。                            │
│内通といっても具体的にどうするか、どう調べあげるか……       │
│正直言えば口で聞いてまわったり正面から交渉するのは苦手である。 │
└─────────────────────────────┘

┌───────────────────────────────────┐
│人族相手ならば、リャナンシーやら精神操作を行うのは                       │
│己が定めたタブーに触れるから、使えない。                         │
│いや、以前 蛮族領で同じような吸血鬼探しを頼まれた時はどうだったか。       .│
│あの時は確か、自分の足で直接 形跡やら手先が入り込んでないか探したはずだ。 │
└───────────────────────────────────┘
      ヽ!  ヽ| ハ:::::,'      .|:.:.:.|:.! |l:::| |::|:.   | |      |: ! *:. ||
        `ー‐Y |∨       l:.:.:,':.:|  !:::! l::l:   ,イ ハ.       |:. |   ゙ :||
           |:ハ`ヽ     ,' :.:|!:.:| ,'::,'  !::!: :,',' ハ |     ヽヽ   :|l
             | :|:ヽ、__  | :.ハ:.| ,'::,'   |::|:. ///:.:| ゙.     l ゙. ゙. |!
             | :||: : : lヽ. ,':.,' |!:|,'::,'   !::!:///゙.:! 、     !゙.!\、/|
             | :|゙.: : | リ,':!/!リ:::l    |::|://:ヽヽ:ヽ.ヽ  || |  /、!     ………、よし。
             |:リ ヽ.l: :.Vハ|:.:「/j:::j  ,イ :!∧ヽ::\\:、   |::| |/ / `ー‐
             |'_,r─\.|| |!:.:|'/::/ /,':/_..-ァ==-、ヽ  |::| '
          ,.‐ァf彡'⌒ヽ:/ノ|フ-//::,'_ィ;;//'//    ノヾ.、||'
           r〃{爻斥刈 ,イ{fr| r /:::,'´;;;;/ /'::/    / .'ハ.:|
          __Lリ人Y、ソノノ/)八/ 人 ::|;;;;;/_//    /  ,','  ゙.ヽ
       〈 L(≧=≦彡ク´{  ノ´::::::Y//_...-‐ /   /   } |
      / ̄`ー=⌒>'  ノ:::::, //' ̄   /    /     !:|
      `ヽ_..~、__ノ>‐チ’:, / / / _..-''"   _..-'     ,':リ
┌────────────────────────────────┐
│今回は正面から彼らの内部に踏み入ることは許されないが、            │
│そこは魔法や技術による隠密行動で補いつつ、書類やら人物の洗い出しを. │
│進めればいいだろう。思いあたるマジックアイテムを使うのも良い。        │
└────────────────────────────────┘

258◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 02:06:51 ID:sttuMjPI


                                               /´  ̄ `
                                             . '      /
                                               i     . '. : :
                                               {     /. : : :
                                 .             从     /. : : : :
                                               人   / . : : : :
                                 .          /´  ̄ `ヽ/ . : : : : :
                                 .        //´ ̄`> |: :.!: : : : :
                                       < /    // |: :j: : : |: :
                   f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ          ///´ 〉: :.!: : :.|: :
                   | いいですよ。ただし調査に        < /  |ー|从ルハハ
                   | 必要な道具を揃える上で            r‐/⌒|ー|   ./: : :∧
                   | 前金はしかりと頂きます。         ヒヒへ. j_|  /: ://: :.
                   ヽ___________乂_      .ししへメ  !. /: ://: : :
                                         /⌒y'  ー/ レハ:::::::::
                                         { __    /     \::(
                                        人  _ ̄〈       /
                                         \.   \     .i Y.:
                                           \__ ノ \ ___メ从:
┌────────────────┐
│うん、良いだろう。             │
│華扇はこの依頼を受けることにした。 .│
└────────────────┘



                     ,, -‐‐‐ー- 、
                    /       丶
                   /          `、
                  /            |
                 r             |
                 |             |
                 ヽ/´\,,,...--‐'´´';  |
                 〈 ヽ'´\  ..,__,,,,..、 | r''´'i
                  丶| (´,';〉 〈 '-' , | |/ /
                        l  /      ///
               ::::::: ::: | 〈,.      l l゙    前金か、……すぐに出せるのは
                   ;:.:: 丶,.-,     /|     3000が限界だが、それで十分か?
                   :: /,、"   /  |
                  </ |ヽ.,,/ /´|\____                f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
                ,、‐'"~/´|\_/  /|  |      |\                   | 十分です。
               //  / /|/ ノ\,//  |     :| /\               .ヽ_____乂_
             / l  / / 〈ー、″  /   l         |
                |  ″ / ,/  / 《   ,'   |           |
┌──────────────────────┐
│書類や布地を透かすジェルだとか、           │
│この依頼にはあると良い道具の一つだろう。     .│
│他には、隠密行動を助ける装備品も用意しておくか。 │
└──────────────────────┘

259◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 02:09:11 ID:sttuMjPI

┌───────────────────┐
│あとは……終わった後の話をしておこう。  ...│
└───────────────────┘


                   ,. '" ̄`ヽ.
      , '" ̄`ヽ _r‐<´ ̄`Y      ',
     ./  r>'"/        ヽ┐   ノ、
     { r/   '     }`ヽ `ヽl>-rヘ_」
     r'7  .;' /|   ./_ ̄ハ  ハ  八\`ー─┐
     |/   |/'´_」   /ァfてハト  | 、  \\  ̄
     .;' |   | ィ'f'ハ、  '  j__,ン  八 \ !\」
     /{ .|  八| j_り \|     |/,リ「  ̄`|
   く/|八レ'  |    '       / ´  |  .人
        ヽ /、   r 、   //   /|  ,'   ヽ.   ただ報酬について、
       /イ へ、    / /| _/_  /   ; }   幾つか相談したいことがあります。
     / /  / >-rァ'|/|:ァ'"::::::`ヽ. /レ'
    ,:' /| /|、 ./ f斤:::/::::::::::::::::::ハ' }    金銭の代わりに、こちらから情報を提供するので、
     レ'´  ∨  レ∨_」ーイ/::::::::::::::::::::::::| /     それについて調べてもらうことで
           r'アrヽ:::/::::::::::::::::::::::::::レ'     報酬としてもらうことは出来ますか?
           /{八ンノ}:{::::_;:-===-、/
        /`ヽ、-ァ::'::ヽ/::::::::::::::::∧\
       /ヽ _ンノ::::::::::::/::::::::::::::::/|__|\|
        ;'ー-イァ'::::\:;r':::::::::::::::;:'/
┌───────────────────────────┐
│折角の盗賊ギルドに恩を売れるタイミングだ、                │
│私では手に入らない情報でも、彼らなら調べ上げるかもしれないと |
│思って 交渉する。                              │
└───────────────────────────┘

260◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 02:14:21 ID:sttuMjPI

                  l  /
             __    ′/
            イ:i:i:i:i:i:i:iヽ
          /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\
            /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ム
        .:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}
        {:i:i:∧:i:i:i:i:i:i:i:/`ヽ:i:i:|
        V:i:{ ≧ ¨¨´ /`〈:i:/ヘ
            Yハ rtテY ーfテァ |i| )l -───ヘ
           寸  ̄ |  ⌒ ム'イ: : : : : : : : : : : ハ      時と場合によるね。
          八   `   .ノ ム|: ム: : : : : : : : : : : : :\    .俺らにも得手不得手はあるが、
          /: :∧ ー=ニ´  / |: : ム: : : : : : : : : : : : : :\   冒険者の望む所に こちらが手を回せるかは
       ./: : : :./∧    /  .|: : : ム: : : : : : : : : : : : : : :\  流石に限度もあるが……
     /: : :: : : :': : :| ー匕ニ7\イ: : : : :〉: : : : : : : : : : : : : : : :\                f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
   (`: : : : : : : : |: : :|ヽハニ7   |: : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.\               | いえ、可能な範囲の
    (\: :: : : : : ..|: : :|   二.   |: : :\: : : : : : : : :|`ヽ: : : : : : : : : :\             | はずですが。
                                                        ヽ________乂_


                            ,. -‐- 、r-、 __,,,....,,,,__ ,rァ'´ ̄`ヽ、
                              /   r>'7´       `' く ヽ.   ',
                           {  ,r/   ,|     、    \}  ノ
                           ,.{ア  // |     / ハ.  |  、ヾイ 、
                           く_/  ./ ./  |   , | __-|‐ |   ',  \\
                           /   ,'  |.--_'、  | |ァ'7てヽ|   !   |\>
                          ,'   |  ,|ァ'7'ヽ\|  j_r八  /  八\
                          !   /| ハ! j_り        /)イリ  ,  ヽ、
                         八 /| ∨ |           .,'   |  /|    ':,
                        く_/  /  八     -      |   .|/./   |  }   なんせ依頼された内容と
                          / ,.イ />,、        イ 、  |イ  ト、ノ ノ    同じこと、その逆を行くものですから。
                         / /∨ ト 、/ >-rァ''" /7:::\|」__/ /
                          ∨.  \|\   _rト‐''"´/::::::://   `ヽ,    場所はハインラト王国、
                                ,>/r}(r⌒ヽ)::::://       ハ.    そのマルフォイ家に関する
                        ,./)     ./ ||:::人ヽンノ)::::::| |       |    蛮族、恐らく吸血鬼の所在と、出来れば
                       //ヽ/ ´!   ,{  .//::::::'~ム)::::::::|/     __」_ `ヽ  その寝蔵を突き止めていただきたいのです。
                       |{‐-|/ヽ|  /  {7::::::::::ノノ:::::::::::::::{  `'ァ'"´ ̄`ヽノ
                       ||‐-|-- | ,r〈  八::::::::/´::::::::::::::::::|ト-く__|\/ヽ、/}
                       、 '、 ハレヘ_rヘ./l:::::::レ:::::::::::::::::::::||  ∧    ∨
┌────────────────────────┐
│依頼されたことは、普段相手がやっていることの代理。   │
│ならば同じようなことを聞き返してしまっても良いだろう。  .│
└────────────────────────┘

261◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 02:28:11 ID:sttuMjPI

                   f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
                   | 実はですが、以前、
                   | マルフォイ家に招待された時に
                   | 吸血鬼の手下、リャナンシーが夜襲を――
                   ヽ__________________乂_






┌───────────────────────────────┐
│以前、ハインラト王国へ誘われた時に                         │
│誘惑されかけたこと、織莉子らのおかげにより手配は取り下げられたが、  |
│それがなければ今でも私は辺境にて苦労していたことだろう。        │
│その恨みを忘れるわけがない。                          │
└───────────────────────────────┘

┌────────────────────────────┐
│ついでに、蛮族領では頼まれたために出来なかった           │
│高位蛮族である吸血鬼の利用を行ってみたいとも少々思っている。. |
│実を言うと、マルフォイ家に手を貸しているだろう吸血鬼の      .│
│推測は、あるところから聞いていたりもするし。                │
└────────────────────────────┘



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃       |\  ,r┴‐ァ'´ ̄`7ー‐r'´ ̄\__ `Y´ ̄/7                             .┃
┃       |  \」´ア´ ̄`゙ ー'´ ̄ ̄`ー-へ/ \!:::::::| |                             .┃
┃      \/ /  /   / __メ |   ,ハ  `ヽ.,__]、:」」                             .┃
┃   .ト、   ト‐ '|  !  /7´lてヽハ   / -!‐|  Y ,|  __                           ┃
┃   .| \ /\/  |/,八 j__rリ |/イてト/   / 八/  /                           ┃
┃   \ |///   ,!   |.xw    .  l_rノ,ハ イ|   ヽ./                           ....┃
┃      `7/〈   | 八.  ト 、  ` - wxノ   |ヽ.   ',    え、北の人族領に潜んでる         .┃
┃      .|.| `ヽ,ハ'.  \.\!>/')--r,<!   /  〉  ./    吸血鬼の正体?             ......┃
┃ / ̄>!|.     `ア´ ̄`ヽ/ /ヽ]∧-、| /\/ ./                               ┃
┃  ̄ ̄  ',',     /     ,' ´`ヽ.!:::! ∨| |  ! 〈    私じゃないよ、確かあのへんは        ...┃
┃     ∧\._/      .!   ,rノ|:ハ   |//、__\)   ローズの姉さまの……             ....┃
┃     / |ヽ,__〈  、__」_ ,|  ,ノ |::::|_ 〉' \ ̄\                              .┃
┃     |/   ∧\_[>‐∨  ム_」::;ハ_]´     ̄ ̄  あ、同じ氏族に連なる姉妹なのだけど、   ...┃
┃        / | /:∧ /  /:::::::::::// |\        その「薔薇」の花の名を名乗る一族が    ...┃
┃         ! ,.イ\;::ゝ、__ノ:::::::::::/|'  |  |       あのへんに潜んでいるって、          ..┃
┃        ./:/::::::::`7ー---r-<::::\  \|       同族の繋がりで聞いたことがあるの。    ....┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌────────────────────────────────┐
│以前 誑かしたヴァンパイアリリィ。                               │
│あの時に、もしやこの吸血鬼が私を襲ったリャナンシーを                │
│手配したのではないかと聞いた時に、その正体を彼女から教えてもらった。  │
│蛇の道は蛇、吸血鬼のことはやはり吸血鬼が知っていたのだ。         │
└────────────────────────────────┘

262◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 02:32:11 ID:sttuMjPI

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃                -=ニニニニ=-   -=ハ              .┃
┃              -=ニニニニニニニニ=v=ニニニ l             ...┃
┃              lニニニニニニニニニニニニニニニ 7ニ7            ┃
┃            _,ィニニニニニニニニニニニニニニニニ= 〈           .....┃
┃       r=ニ=-、 Vニニニニ ニニニニニニニニニニニ ニ仄=x           .┃
┃      -=マ厂  ′ >ニニニ ニニニニニ ニニニニフ⌒ `  マム          .┃
┃.     -=ニ/    ((⌒iニニ≧====≦ニニ⌒)       マiム        .┃
┃   -=ニニ{       r== =ニニニニ=-らノ)ヽ        }ニニム      ...┃
┃  /ニニニニ{      ノニ>'ニ ≦ 了 夲            jニニム       ┃
┃  ,'ニニニニニム。    r'ニZ ≦二ニニニニム。   _,.-= /ニニニニム    .....┃
┃ ,ニニニニニニニニ>=--{ニ三7ニニニニニニニ ニ=-=ニニ7⌒ ,ィilニニニニニム     .┃
┃. iニニニニ=---ニ=ニ⌒⌒Yニ ニニニニニニ ニニ<-=ァ-=ニニ==ニニニニム     ┃
┃. ニ='´      Y lニニ==-Vj ニニニニニニニ} マニニニ/  `Y´    `寸ニム     ┃  【ヴァンパイアローズLv19】
┃.ニ/        ゝニニニく三三三三三三〉ニニ〈  、          マニl    .┃  現在データのある中では
┃ニ'          〈ニ=ク仁ニニニニニニニニニ=----ヘ∧_r、      マij  ......┃  フラウ氏族中 最強の吸血鬼。
┃7           Уニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ」 L_     |リ    .┃  ヴァンパイア・キラーの真の登竜門で、
┃        lニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ辷l lニニニ==-     ....┃  ベホマ(HP全回復魔法)持ちの最低ライン。
┃       ./ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニト-ニニニと´       ┃
┃      r' lニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ' /ニニて         .┃
┃    r≦ニ> Lr仁ニニニニニニニニニニニニニニニニ,、ニ//ニニニ{         .┃
┃    `⌒ヽニニニニ=-クニ7 -ヘニ><ニニニニニ!⌒ Z イニニ>'""`      ......┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌──────────────────────────────────────┐
│その名もヴァンパイアローズ。                                         │
│リリィ(百合)よりもレベルが高く、真語、操霊、メティシエ信仰の神聖魔法の              │
│3つ全てをマスターした15レベル魔法を操る、フラウ(花の)氏族最強格の吸血鬼である。  .│
└──────────────────────────────────────┘

263◆iWAc./ZK.62014/12/02(火) 02:37:53 ID:sttuMjPI


             ,. -─- 、
            /: : : : : : : : :\
           /: : : : : : : : : : : : : :ヽ
              |: : : : : : : : : : : : : : : :|
          | : : : : : : : : : : : : :/|:|
              |: : : :/^ ‐- ,_// |/ ̄''''─- __
          ヽィ、: 7   _,, ,r'fリ|)\       `ヽ   ……分かった。
            ,!d.l:| てヒッ ヽ  i  ヽ       |
         /|ヘ、,l:|     冫  ト   ヽ      |   金銭は前金3000Gのみ、
        / .|  |:;ヘミ     _/^i;|    >      「`l 報酬はその情報を以って働きに返させてもらう。
      /   |  |:;:r‐、  /_ | |;:|  /    |     \
     /    |  .|:;`i ヽ   / ./);匕       |/     \
   /      |   |:;:;|   `‐'´  //);:;|  ̄|    ト、        \
  /         ̄7|;:;{       |;:;:;|   |   |  \      \
 {          / |;:;\     /;:;:;:|   |  |     \      \
 ヽ    ヽ   | く  |;:;r‐|  ィ''´ |;:;:;:;:;:|   |  |      \      \
┌───────────────────────────────────┐
│特に魔法。華扇は、サファイアバジリスクやその他魔物から手に入れられずに     │
│見逃した魔法技能習得のチャンスとしたい。彼女らは死体残らずに           │
│灰になるため脳を食うことは叶わないが、今なら思いついた幾つかの手段を取れば. │
│奪うことも出来るだろう。                                        │
└───────────────────────────────────┘

|         |
|         |
|         |     _____
|         |     |      |
|         |     |      |;
|         |     |      ,,|;:
|       / ̄'\      ̄ ̄ ̄ ̄
|     /     |
|    /      |
|  /        / ̄ ̄ ̄\  .___   | ̄ ̄ ̄ ̄
| /        /      ./|./'======' ̄ ̄\
|| ̄ \   /      ./ / [:二]        \
||   |  /      ./ /l二二二二二二二二二 」
||   |/      ./ /   | |          | |
||     ̄ ̄ ̄\/ /    .| |          | |
||          |/      ̄              ̄
┌─────────────────────────────────┐
│その所在を突き止めるために、直接 知っていそうなマルフォイ家当主から  .....│
│聞き出すわけにもいかないし、手間はかかるが 代わりに盗賊ギルドを通して   |
│入手してもらうことにしよう。 そういう契約で、華扇は依頼を引き受けた。    │
└─────────────────────────────────┘
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄

292◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 03:26:08 ID:d15YOE3E
                二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
                .  //     | |          /| |    //    | |          /| |
     -―- マ―- )ノ―  ( ̄ ̄ ヽ  . | |  /.       //| |  //      | |  /.       //| |
  /      .}〉 //      \      | | //      /  .| |  /        | | //.          | |
.  ′      }〉           \ )  | |/          | |          /| |/          | |
  {      ,イ}.  .;   \ .    \.. .| |            .rヽ. |        //| |            | |
 ム     ィノ ハ  .\   \ヽ    .\ | |        _.ノ-,).| _         | |            | |__
/ノ芥艾升ノ ; 八 .\ \    \    ヽ  三三三三 ..|..../-/ 蒜\\.三三三三三三三三三三三三三..|\\
/ノ  ./.    | \く\.. ミ二二=― !   .}日 \     :|.../-ムrヽ二つ \  \       日 \     |  \\
/ ./ /    |ヤ厂\    ,ィ≠ミ .\ノ}  ノ    ..\   .{ニ-.{こ}ニ}つ.蒜\\  \ 日       \   \  .\\
.| / 乂  !  |,ィハ亦ミ.   〈力 ノ/\\乂__      \ }  }しし厂 ニニ| ̄|\ \          \   \  | ̄|
八  .八\  ハ戈刀     `¨ 厶イ )人―――ミ.  ̄ ̄||./ ⌒}  }. |..   ..|  |  \  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||\ .\|  |
 乂/   \  \     '   人    \    )\) .イ\   ノ.  |    |   ̄ ̄|  ||              ||\| ̄ ̄  |
  /     -=-ミx  ` ‐' /  \-―-、 \>'≠ 7  ヽ /.. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                 ̄ ̄ ̄
  /ハ  ,x<    >-=≧―彡    .\  )ノ   (  ヽ /
 (  >{          `―<>―<7  (    ヽ /   エミニムまで、急な依頼を引き受けました。
    ハ       〃-<厂 フ / /   〈   ヽ  ,,<
     ハ  ノ}__≠{{   \《 { {    \  ,,<        .なのでこの折に、
      .>≪  ノノ大ニ≠<三三ニ=ミ<            ジン・ルーから帰ろうと思っています。
    /   Vハ/    ̄  } }《 ( りノム )
   /    ,イ      !   } } >ニ≠彡
       / .V.     ;;.  ノ ノ/ノ//()/.}/;<
             V    ヽ//////////ノ////〉
             V     ミヽ辷三三七./////
            V/   { {////////ミニ彡
┌──────────────────────────────┐
│依頼を引き受け、彼 ルパンから調査の手引きが渡るまでの数日間に.  │
│身支度を済ませる。無論、その中にはメイや織莉子のことも含まれる。  │
└──────────────────────────────┘

293◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 03:30:08 ID:d15YOE3E
                          F =‐_ ._                                  ___
                       l    "''‐"、、                        ,..-‐:'´: : : : : :`ー-.、
                           l          `i`ヽ、                   ,.ィ´: : : : : : : : : : : : : : :`ヽ、
                      _l_          ', ◎ >                    /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∧
                 ,_= ニ、 ̄_,..-‐ ''"7'ヽ.      ヽ ㍉、               /.: : : ::/: : : :/: : : : : i: : : : : : : : ハ
                く  ∠ァ‐ァ ァ テ、ノ  ゙、、、   〃 ',',>               ∠::': : : ::/: : : :;イ: : : : :;イ\: : ==: :|
                 ヽ_,.ィ,  i i .iλ ゙̄、ヽ‐ァ.',゙、ヽ、/ /ll              ,ノ : : : :,':l: :: : /' |: : : :/|:|  |: :|二二: |
                ,r' .i.,' i ト、i 、、サ、ヽナlゝ、!゙、ヽヽ<.   ll              ̄/: ::/:.:|:.:|::/ヽ,|: : :/ /'__|: :|::|:: : : :|
                ヽ_ .l!ll ',,l.、、_\ァサテ!.K.__゙、 `<    ll             |: :/|: ::|/|/  |:.:/  '´   |;イ: |、::: :/
                   (l.',ト `ト 以. `) ゝ‐'リ /.l  ',>゙、   ll             ,,   |:/ |:;::∧、__,|/  、__,, |:::::| }::/  、、
                  /',i゙、.',゙、 ` __  ./ノ_,' i ト、i   ',  ll            .((  ´  ´|:::::;ハ   ,      |:::::/::/   ))
               // ,.‐`>`, 。._ ィ,'.iイ./.,'∧,'   .', .ll           .___   |:::/ . ヽ.  、_,ノ' ,. |:::/レ  ._____
               ,',' (i/リ,.イー<iー',リ>`_ ̄_ ,r'7    ',ll        .`ー‐-、_`)  |:/   .l::;>、 __,..イ::/|:/  ...(__ィ-―'´
                 ,..‐''"//< ̄-〈 .ノ<.,_  /ヽイ   .,、'j、  ....,γ⌒)ノ|   |::::::::| _r-‐‐/ | 〉.___l:〉ヽー-、_  |:::::::|
             ,..'",   /.,ィ/ 〉',' '7 ト、,r'´‐'  i i   .〉ィ ',  . (⌒    `ヽ. |::::::::|/´     |/ \/.  |   `ヽ| ̄¨|
            /‐'ァ,. / /_/ / ,' ' .,' ト、    l  i  〈 i  ',  ゝ       ,ノ |::::::::|  :/,   .├┤.      i  '´ |   |
        / ,.'./  /  /,.∠r'   i     .l` 、.、   l゙、    `'  .',  ゛ー‐'`ー'"   |::::::::|ヽ、,'     /::::|    .'´ |/´ ̄|  ..l
       /   /./  ,'  .レ 〈     .,'  l  ヽ`ヽ.ト、 、      ',       i    | ̄¨|ヽ、l    /:::::::|     〈. /´:|   .|
            /    /  ゙、,.‐ ''ヽ'  , l゙、  `ー L、 、ー- ..,,_',_,.._ノ    |  |  /ゝ、  /:::::::○       /∨ .,{  ...|
           ,'   /,‐ァマ`' /l`ー ゝ-'" ,' Y、    ト、`ヽ`ー- ._,..‐'"      .ヽ、_ノ |  ./:::::::::::◎     ./  `\___,ノ
         i i .l /    / l        i .,' Y.、  .l ` 、 ` 、 `ヽ._"‐ _          .| .. ̄ ̄ ̄      〈
┌────────────────────────────┐
│この度は単独の依頼であるし、助力はいらない旨も申し伝える。  . │
│潜入捜査ならば、スカウト技能の低い彼女らはむしろ重みなだけ。...│
└────────────────────────────┘

294◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 03:34:16 ID:d15YOE3E
                                          ヽ i /
                                         - O -
                               -=‐-- 、         / ) ヽ
                           ´        `ー 、    (
                        /              ヽ   ノ
                         '    ,イ     ハ          ',
                      /     / !    ′',  i       i
                          ′  -/‐ │  /‐- 、. l       !
                        !( Y  /   i   /     ∨ !    (())
                        ! (_i iノ i|   i /   ii   ヽ!i   ((><))
                ┌‐―-圦 ゝ、i !!   レ′  i|   リ   (())
                   \  ヽ `ヽ i′,,,            / /   />----、
                   \   \.込          ''' / /´)_〃     /
                 yr‐‐-―=ヽ.  \r>、._´`       .斗-ヲ´ /  /
             / \___     X   ゝ、 「¨1 r‐三.゙ /  /  ∠_____
             \   \ ̄ ̄ ̄`十ー¨ー└三=r‐┴ ┴i.〃  /    /ヽ.
                    \  \    i___」   !_____i ` ̄ ̄ ̄ ̄/ /
                    \  \    i    ヲ===.!    〉i     / /
               x=二X_丿   人   !    '.   /i}i    〈  入
                  乂!         ゝ、__ノ .::   ゝ、_丿 !     `ー==x、
┌─────────────────────────────────────────┐
│隠密行動は数多ある技能の中でもスカウト、またはレンジャー技能にしか出来ないことで、      │
│たとえ下手な冒険者を透明化させても、同行していれば騒音や気配でバレたりすることが大半だ。 . │
│蛮族の中にも、透明化する技術を有していながら低レベルなために潜伏能力に欠けるものがいる。│
│(まあ、それでも4レベル分くらいの補正にはなるのだから、決して不要とは言えないが)         .│
└─────────────────────────────────────────┘

295◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 03:41:37 ID:d15YOE3E
.                                 ___
    ___                        /___\      ___
    | B 106 |                          |:::::::::::::::::::|     | A 107 |
     ̄ ̄ ̄          __________ ̄ ̄ ̄ ̄       ̄ ̄ ̄
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|       ||| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|||        | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|
 |         |       |||  ||  ||  ||  ||  ||  |||        |         |
 |    。    |       |||_||_||_||_||_||_|||        |    。    |
 |         |[i]        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         |         |[i]
 |         |                                   |         |
 |         .◎ |                    ____.    |         .◎ |
 |         |                     || ̄ ̄ ̄=|    |         |
 |         |                     ||]     |||    |         |
 |         |                     ||___=|    |         |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌───────────────────────────┐
│話は逸れるが、薬草・薬品の使用に長ける代わりに        │
│野外でしか本領を発揮することの出来ないレンジャー技能だが、 │
│その屋外制限に隠密判定は含まれていない。              .│
└───────────────────────────┘

 ===--  _                            じ)|( J
           ̄ ===-- _                     .//|ハマ                    _
                ̄ ===-- _          〈〉〈〉..{|} 〈〉〈〉          _ --==  ̄
   r==-  _                ̄ ===-- _ 〈〉〈〉〈〉 | 〈〉〈〉〈〉   _ --==  ̄
   |8 __   ̄ ̄  =-- _              (__ 乂乂.人.ノ ノ___)==  ̄
   |8|| || |  ̄ ̄  ==-- __ ̄  =--- 、       ` ̄ ´  ` ̄´     ___  ---===   ̄ ̄ ̄_
   |8|| || |               ̄ =--r 8|          |         i __  --===   ̄ ̄
   |8|| || |          /          || ! 8|          |         ||
   |8|| || |        //     /...|| ! 8|          |         ||
   |8|| || |      //     /  .|| ! 8|          |         ||
   |8|| || |     //      /     || ! 8|          |         ||
   |8|| || |     /     /     .|| ! 8|          |         ||
   |8|| || |        *x          _||_! 8|__           :|         ||___________
 f´ ̄ ̄ ̄`i! ̄ Y}   *※*   r ''.7  ̄ {{ ̄ }         |          |r---------------------
  i!       i!   ,リ  _(_)__',  i    }}  !____   .|    ___ || } ̄二二_ノ二二二   ̄|
  .i!       i!  乂__ ̄.| | ̄ --', .!.ィf==ソ  i        ̄ | ̄ ̄       || 〈 /    j      }  }}
  i!      i!    ` ̄}} | | | }_ } { |    |    >-― ==ニ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ニニ=-
  i!      i!     リ . ! ! ! i ̄ ̄ ! |    |   /  `  ̄ ̄ ̄ ̄!ニニニ==---- r ´  ̄ア´ i
┌─────────────────────────────┐
│こと身を隠すことに関してはスカウトと同水準で可能なため、      │
│こういった隠密時には単独ならぬ同行も考慮出来る一つの要素だ。  │
│もっとも、今回は同行を頼めるほど腕が並ぶ知人はいないけど。   .│
└─────────────────────────────┘

296◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 03:45:52 ID:d15YOE3E

┌───────────────────────────────────┐
│それはさておき、話を戻そう。                                      │
│織莉子たちにはジンルーから帰ると告げたが、                            │
│地元と交信を深めたらしいメイもいるし、本当にそうするつもりはない。          .│
│そもそも折角 買い取った家なのだ、まだ半年も契約が残ってるのに去る気もない。 │
└───────────────────────────────────┘

       ,'          !: : : : :ヾ: : : :ヘィ  ̄ ヽ
        i             ム: : : : : : :',: : : : :ヽ     丶
     _ム        /〉 : : : : : : : l: : : : : :ト、      }
      ヽ人      ィ 、∧: : i: : : : : :|: : : : : :|: ',   /
     ィ辷リ斗イ厂てイ :/ ':,: :|: : : : :∧: : : : : |: :l  ム
   ///: : ': : : : l: : : : :/丶 ヽ|: : : : :|: !: : : : : |: :|" rx′
  /ミ//: : :/: /: : :リ: : :/ _ ヽ、j|: : : : :|: |: : : : : |: :ト<│!ヽ
/三/イ: : :イ 7 : /: :,イてアト、 ヽ : : : :|∧: : : : :∨: :|//}!|
ヾ⌒  !: /: lト|<ニイ |!:::::::::::::∧ \: : :| ヽ: : : : :\匕ィ/
    !/: :从ゝ: : : :リ代辷>´ j!`  \j _⌒` ┬─<         メイ、私は依頼で別の街で
   /: : :/: : : 〉.: : : :| ゛ー      ィ:て>r、/∧: : : : \   / }   働いてきますが、少々 慌ただしいので
 /: : :/: : : イ : : : : |        , 辷´ "//: : : 、: : : : :\/  ノ   そちらで面倒を見る時間は無いと思います。
/: : : ://: :/: :|: : : : /            ゙ /´\:_:.\:_/⌒/
: : : : :リ: /: : : 人: : : l 丶  <⌒,    人: : : : :\  ̄_/へ /
: : : : :ヾ{三三辷\: ト、 \ ___ <:\ \: : : : :Y   ゝ、へ>七フ
: : : : : :∧三三三≧、 \//>'弋辷⌒ヽ  \: :/ ヽ/  ) 〈  /

297◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 03:51:04 ID:d15YOE3E


f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
| ですから、貴方はその間           .|
| このまま 住んでいてください。      |
| 長くて一ヶ月はかからない予定です。.  |
乂________________ノ

                                                 _
                    f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ     ,..--..、  __     /:.:.:.:.:.`ヽ
                    | ● ● ●     ./:.:.ヽ:,.イ´-― -- 、`:V.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.ハ
                    ヽ___  __ノ  . /:.:..:.:./´   ___    `:{:.:.:.:.:.:.:ノ.:.:.:.:i
                          ヽ(      .,:.:.:.:.:/  ,.ィ´ __ >x ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.!
                                {:.:、__,}/彡 ´     ` <. ヽ:.:.:.:..:.:.ノ:./
                                   ',:.:.:.:j/ ,.ィf=== - .,,___ .ィ メ、:.:.:.:ノ
                                   >'',..ィ", =rヾ:.:.:{ ィ'ハ沁 》:.:.',:.:.i:.:{
                                  `¨i!:.:.:|《 泛ハ ヾ! 代_ソ }:.:.:.V:.:.:!
                                    !i:.:.:|ヽ `¨´ ,      ,ィ!:.:.:.:}|:.:.:',
                                    ,.:|:.:.:.! ヽ   r , / j:.:.:.:! ',:.:.:',
                                    ,:.:.|:.:.:.:',  ≧= - ´i⌒/ィi:/  ';.:.:.ヽ
                                /:.:.ハ:.:.:.:.ゝ--r= }   ヾ~}} r=- 、ヽ:.:.:.:ヽ
                                 /.:.:.:.; ヾトミ  ヾミ≧== 彡ーr'..ニ. \ヽ:.:.:.\
                               /:.:.:.:./   i    /    ー-.、  `ヽ ∨、:.:.:.:\
                              ,.:.:.:.:.:./    i!   :i'        ',   } ∨ヽ:.:.:.:.:ヽ、
                             /.:.:.:.:.:./     |   :ハ          }   ,:  }.  \:.:..:.:.\
┌────────────────────────────────┐
│なので留守をメイに任せる。                                   │
│ここ暫く自由にしていても何ら 危険に巻き込まれはしなかったし、          │
│それに一応 ハウスメイドの翠星石もついているのだから、家事も問題ない。 .│
└────────────────────────────────┘

2◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 04:01:20 ID:C3zuUApU



┌────────────────────────────┐
│問題があるとすれば、やはり幼い彼女を放置していって          │
│寂しがらないか、とかその辺だけど……まあ、紛らわし代わりとして │
│私の使い魔を置いていくことにした。                    │
└────────────────────────────┘

        __.、 ‐、. - .,
    ,. ‐:'::`::::::::(-):::´"'‐--..,    《けろーん》
    (-─--..,,_::::::::::::::::::::::::::::::´"'‐.,
   "' -.,___   ̄"'.:;:::::::::::::::::::::::::::::.ヽ  ゲロゲロ
       .i  ´    ヽ:;_::::::::::_ゞ‐-::::.ヽ
       !          ヽ:::'-.,:::::::::γ:::,'.,
    、^ンヽ,           〉::::::!::::::::':::_,ノ:::)
     くc'-ヽ 、.,_,___、-ー`::::::ノ⌒ニγ::::::/
             . く_c_∠ヽヘ-ー:;、_ ,!
               くノ-'⌒ー´

┌────────┐
│蛙……蛙だが。  │
└────────┘

3◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 04:05:17 ID:C3zuUApU
┌─────────────────────────────────────┐
│これでも5レベルで、その辺の雑魚程度なら                             │
│倒してのけるくらいに立派なモンスターの一種である。                      │
│本物の蛙と違うから乾燥しても問題ないし、感触も気持ち悪いというほどではないが……. │
└─────────────────────────────────────┘


                          >=.ミ、         >=ミ、
                           /:.:.:.:>.:--― --:.</:.:.:.:.:.}:.:.',
                            {:.:.:r'====== 、:.:.:.:{:.:.:.:>く:.:}
                           ヾ_j - ―― -- __ \ヽ:.:.:.:.:.:ソ
                           <二二二二二」.ニ|‐{ミiニニ{:.:「
                            /|:.:.|/-- ヽ:.:.:| ―ヾ:!:.:.:!:.:.:',:.:',
                         /:.:|:.:.| ●  ヾ! ●  |:.:.:|:.:.;ハ:.:.',
                           /:.:/|:.:.l⊃ 、_,、_, ⊂⊃!:.:.|:/  }:.:.',  ……
                       /:.:/ .i:.:..ヘ         .ィi:.:.:!  .|:.:.:i
                        /:.:/  ヾハ{_ヽ,、  __, イト..!ハリ.   |:.:.:|
                         /.:./  ,> ´ ヾミ=--=彡イ `'' <.|:.:.:|
                      {:.:.{  ( ⌒ ) (  、   ) ハ ( ⌒ )!:.:.:|

┌──────────────────────────┐
│猫に比べると見栄えは悪いか。                     │
│流石に蛙を付きまとわせるのも問題だし、猫にはしておこう。   |
└──────────────────────────┘

4◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 04:07:47 ID:C3zuUApU

          ○

          ○

          ○



      |ヽ     |ヽ
       |::`.    /::|
      |::::|   |::/
       .|::::|   .|::|
       |::::|  .|::|
       .|::::|  /::|      |:丶    /|
       ..|::.:| ./::ノ      |::::ヽ  _/:::|
       .|::::Y::::i        |::::::::: ̄::::::ヽ,     _/\/\/\/|_
       ノ::::::::::::"' ゝ    ./::<0>:::::::<0>:::',    \          /
      /::::::::::::::::::::::::"' .三:::::::::::::::::::::::::三   < ニャーン!! >
      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',    /          \
     i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'.     ̄|/\/\/\/ ̄
    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}.
    i':::::::::::::/、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,i..
    い::_/  `-、.,,:::::::::::::::::::、_:::::::::::::::::::::::::i
   /'::::/     _/::::::\`i::::::::::":::::::::::/゙:::::::::./
  (,,/     , ':::::::::,,-'" i:::::ヾi__,,,...--t'":::::,|
       ,/::::/     \:::::ヽ、   i::::::::|
       (、,,/       〉、 、,}    |::::::.i
                `` `     ! 、、\
                       !、_n_,〉>
┌─────────────────────────┐
│そんなわけで……ファミリア再契約した一時間後、        .│
│私の分身である黒猫をメイに差し出すと 彼女は可愛らしい │
│黒毛に包まれた生き物に喜んで目を輝かせる。          .│
└─────────────────────────┘

5◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 04:15:37 ID:C3zuUApU

                                      /\
                            _         ./  /
    ,.. -ー-.、     ,... -― ==ー- ..ミ >.:´.:.:.:.:`ヽ      \/ />
   /:.:./:.:.:.:.:.:`ヽ>.:´,.r<´       ` <:.:.:.:.:.:.:.:.:..\       .</
   :.:.;':.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.i:.:/     >- ==- <  ヽ:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.',    ..┌─┐
   :.:{:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.|′  ,.x<   __   >xハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,     .└─┘
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   :.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.i:.:.:.:.:.:.|:./    }:.:./      ';.:|:.:.:ヽ:./             痛い痛い、あまり強くは抱きしめないでください>
   :.:.:ヽ.::.:.:.:.:.:./:.:.:i:.:.:.:.:.:.!イ三≧、 j/ ィ≦三ミ i/:.:.ト、:.、
   `ミ三彡イ:.:ハ(.|:.:.:.:.:.:.|              ,:.:.:.:.i!. ',:.!
         /.:.;. ゝ!:i!:.:.:.:.:', , , , , _'__ , , , ハ.:.:.:.:|、 j/
       /:.:/  |:i~',:.:.:.:.',   i.   ヽi   八:.:.:.:.|、:\
      /:.:.:./   |! ヽ:.:.:.',\ 乂  ノ /  ヽ:.:.| ヽ:.:\
    /:.:.:.:.:/  >=ミ{.__\::.、 } > 二 イ__,,. - 、}ハ!  ';.:.:.:.ヽ
    :.:.:.:..:.:/  ./     ヽヽヾ     ( ̄ヽ} }    ヽ   ',.:.:.:.:ヽr-、
   :.:.:.:.:.:/  .{        ヾミー-..  _  ノノ    i!   ';.r--ヘi⌒i
   :.r''⌒) __ i     ,..∠ ` ー-- 彡~ヽ..__  ,'   r'   I. ',
   :.}´`Y"  `ヽ   /                 `゙''<. j 、__    j
   :j         } /              、          ヾ   ,.r''"´:.',
┌───────────────────────────────────┐
│高いソーサラー技能によって作られた『上位の』使い魔は                   .│
│自らの意思を持ち、言語を話すことが出来るものの、話せる言語は魔法文明語。   │
│現代では滅多に使われない古語であり、例えるなら……エジプト語のようなものか。. |
└───────────────────────────────────┘

6◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 04:22:09 ID:C3zuUApU
┌───────────────────────────────┐
│若干 記号じみた、文節よりも単語(あるいは数単語による熟語)に    ....│
│重きをおいたデュランディル(魔法文明)の言語は、決められた法則により . |
│魔力を魔法として放出するために用いる字句。                   │
└───────────────────────────────┘




   (メイ視点)


                    ∧__∧  []
                    /o::::::::oヽ o   《痛、我、絞殺、非望》
                    |:::::Д:::::::ノ
                    `|:::::::::::::::\







   (華扇視点)

                    ∧___∧
                    /::o:::::::o:ヽ   《痛い痛い、ちょっとご主人
                    (:::::::Д:::::::ノ    この子 止めてやって》
                    `|:::::::::::::::\

┌──────────────────────────────────────────────┐
│プレイヤーにとってはソーサラーやコンジャラーの魔法を学ぶとオマケで修得する言語、なのだが          .│
│実際はそもそも魔法を習得するのに必須な言語であり、海外の取扱説明書を読むために                  │
│英語を身につけなきゃいけないようなもんである。使えるようになれば読み話すことが出来るわけじゃあない。   |
└──────────────────────────────────────────────┘

7◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 04:26:07 ID:C3zuUApU


 儿    ,,   ,,
 フ「   /::`、_/::`、
   }><{:::::::::::::::}><{
   /::::◯::::::::◯::`,
   `、:::::(_人_):::::/   フシャーッ!!
 , - 、 `''i::::::::::i''´
 !j~ヾ;', /:::::::::`、
  , - ,i:i/:::::::::::::::`、
 レ⌒'Y::::::::::::::::::::::)                     __        __
      ̄ ̄ ̄ ̄                  /:.:.:.',.,. -─‐-∠:.:.:.ヽ
                            {:.:.:.:.:.}:.:.:.:.::.:.:.:.::.:.:.:'、:.:}
                            ヾ;,;,ソニニニニ===ニニ}メ
                             /:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ、:.:、
                              ;.:.:{ ヽ:.:./'>、-ュ ゝ 、:.:、
                             ( ⌒゙ソ,. -'´     _\:.:.ー、
                         _,. -'|!|>´     ,r:';ニ-‐= `ヽ.:.)
                        (_:. ) (_ |__メ、 //      }   \
                                      ) __ノr‐-、 ノ 、  /:::::、
                                       `ー ヽ:::::::::ヽ─'`ー─ '
                                      `ー-‐′
┌─────────────────────────────────────────┐
│まあ、そういうわけでメイと使い魔を通して意思疎通することは叶わないが、                 │
│使い魔の視点を通して彼女の様子を眺めることはできるし、いざとなれば                    │
│その視点を経由して魔法を行使することだって……、遠く離れた街から行うことも不可能ではない。.│
│(魔法の行使距離は術者を中心として決めるので、無限拡大を使わねばまず届かないのだけど)  │
└─────────────────────────────────────────┘

8◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 04:29:28 ID:C3zuUApU

┌────────────────────────────┐
│ともかく、私不在の寂しさを、使い魔をペット代わりに          .│
│紛らわしてもらうことで彼女の了承を受け取った。           │
│ダメージは連動するのであまり引っ張り回さないでほしいのだけど。. |
└────────────────────────────┘

   TTTTTTTTTTTTTTT\        l.TTTTTTTTTTTTTTTTT
  . | | | | | | | | | | | | | | | | l.\____ | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
  .「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\゙| | | l.\  _| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ̄「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .\!.| | | l.\   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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     |  f_f]   <二二>   \!.| | | l.\           f_f]   <二二>
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  !二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二

┌───────────────────┐
│人付き合いの精算は済ませた、次は       │
│依頼に向けて 自分の準備を済ませようか。   |
└───────────────────┘
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9◆iWAc./ZK.62014/12/11(木) 04:29:45 ID:C3zuUApU
短いけど今夜……今朝? ここまで

10小さな名無しさん@この板は300レスまで2014/12/11(木) 05:16:37 ID:NO4yV/ZM
乙でした

11小さな名無しさん@この板は300レスまで2014/12/11(木) 05:28:46 ID:2rKEyNa6
乙ー
織莉子は帽子の分見かけの背が高くなりがちだからねえ
ちゅるや化AAって偉大だよな

12小さな名無しさん@この板は300レスまで2014/12/11(木) 09:07:09 ID:abVbOtkw
乙ー
メイちゃんはあんま喋らないのにかわいいな

13小さな名無しさん@この板は300レスまで2014/12/11(木) 19:54:41 ID:Fmn8DhXI
おつ
猫を撫でてゴロゴロ言わせれば華扇ちゃんを鳴かせることができる可能性が微レ存?

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